Webページの表をExcelに取り込む4つの方法
1回きりの小さな表なら、コピーして貼り付けるのが早いです。同じページを何度も取り込むなら Excel の「Web から」、Google のアカウントがあれば IMPORTHTML 関数、開いているページをその場で取り出したいならブラウザ拡張が合います。
画面や項目名は、Excel のバージョンによって表示が違うことがあります。ここでは Microsoft の公式ヘルプ(2026年10月に確認)に書かれている名前を使っています。
| 方法 | 向いている場面 |
|---|---|
| 1. コピーして貼り付け | 1回きり。小さな表 |
| 2. Excel の「Web から」 | 同じページを何度も更新して使う |
| 3. IMPORTHTML 関数 | Google スプレッドシートで自動更新したい |
| 4. ブラウザ拡張 | 開いているページの表を、その場で取り出したい |
方法1 コピーして貼り付ける
- ページの表を、左上のセルから右下のセルまでドラッグして選びます。
- Ctrl+C(Mac は Command+C)でコピーします。
- Excel で貼り付けたいセルを選び、Ctrl+V(Mac は Command+V)で貼り付けます。
特別な準備がいらないのが利点です。一方で、サイトの作りによっては選択範囲がずれたり、余計な文字が入ったりします。結合セルが多い表は、貼り付けたあとに形が崩れることがあります。
方法2 Excel の「データ」タブから「Web から」
- Excel で新しいブックを開きます。
- 「データ」タブの「Web から」を選びます。
- 表があるページのアドレス(URL)を貼り付けて、「OK」を押します。
- 「ナビゲーター」に、ページから見つかった表が出ます。目的の表を選んで中身を確かめます。
- そのまま取り込むなら「読み込み」、整形してから取り込むなら「データの変換」を押します。
取り込んだあとは、「データ」タブの「更新」で最新の内容にできます。毎週同じページの数字を集めるような使い方に向いています。ページに表の形が見つからないときは、「例を使用してテーブルを追加」で取り出したい値の例を入力する方法もあります。ページによっては認証(ログイン)を求められることがあります。
方法3 Google スプレッドシートの IMPORTHTML 関数
- Google スプレッドシートを新しく開きます。
- 空いたセルに
=IMPORTHTML("ページのURL","table",1)と入力して、Enter を押します。 - 表が思ったものでなければ、最後の番号を 2、3 と変えて試します。
この関数は「URL」「query」「index」の3つを指定します。query には表なら "table"、リストなら "list" を入れます。index は1から数える番号で、表とリストは別々に数えられます。URL は引用符で囲むか、URL が入ったセルを指定します。Excel で使いたいときは、スプレッドシートから Excel 形式で書き出します。
方法4 ブラウザ拡張で取り出す
- Chrome などに拡張を追加します。
- 表があるページを開き、拡張のアイコンを押します。
- 見つかった表の中から取り出したいものを選び、Excel・CSV・コピーなどの形式を選びます。
いま見ているページをそのまま取り出せるので、手順が短くて済みます。拡張によって、対応する形式や、結合セルの扱いが違います。
つまずきやすい点
- 結合セル: つながったセルは、並べ替えや集計の邪魔になります。取り込んだあとに結合を解除し、空いたセルへ同じ値を入れ直す必要があります。
- 数字が日付に化ける: 「1-2」のような文字が、日付に変わることがあります。
- 先頭の0が消える: 「0123」が「123」になります。
日付に化ける・0が消える問題の防ぎ方は、Excelで先頭の0が消える・数字が日付に変わるのを防ぐ方法で説明しています。CSV にして開くと文字が化ける場合は、CSVをExcelで開くと文字化けする理由と直し方をご覧ください。
表ぬきについて
表ぬきは、方法4にあたる Chrome 拡張です。アイコンを押すと、そのページの表が一覧で出て、中身を確かめてから Excel・CSV・コピーで取り出せます。「0123」のようなコードは、Excel で数字に変えられないよう文字のまま書き出します。表のデータは、ブラウザの外には送りません。
対応しているのは、ページに表(table)として書かれているものです。画像になっている表は取り出せません。ブラウザの設定画面やChromeウェブストアなど、拡張が動かないページもあります。取り出した内容の利用は、各サイトの利用規約と著作権の範囲で行ってください。
拡張は Chrome ウェブストアで公開中です(パソコンの Chrome 用)。基本機能は無料で、有料版(買い切り 1,480円・税込)では Shift-JIS の CSV などが使えるようになります。