表ぬき

CSVをExcelで開くと文字化けする理由と直し方

文字化けの原因は、CSV を書いた側と読む側で「文字コード」が食い違っていることです。化けたときは、Excel の「データ」タブの「テキストまたはCSVから」で開き、文字コードを選び直してください。

画面や項目名は、Excel のバージョンによって表示が違うことがあります。ここでは Microsoft の公式ヘルプ(2026年10月に確認)に書かれている名前を使っています。

文字化けが起きる理由

文字コードとは、文字をコンピューターが扱う数字に置き換える決まりのことです。日本語の CSV でよく使われるのは、次の2つです。

同じ数字の並びでも、決まりが違えば別の文字として読まれます。UTF-8 で書いたファイルを Shift-JIS として読む(またはその逆の)と、意味のない文字が並びます。

BOM とは

BOM(ボム)は、ファイルの先頭につく、目に見えない短い目印です。UTF-8 のファイルに付けると、読むソフトに「このファイルは UTF-8 です」と伝えられます。

Microsoft の資料には、Excel の「テキストまたはCSVから」(Power Query)は、文字コードを自動では推測せず、UTF-8 は BOM で始まる場合にだけ UTF-8 と判断する、と書かれています。つまり BOM のない UTF-8 の CSV は、そのままだと化けやすいということです。

化けたときの開き方

  1. Excel で新しいブックを開きます。
  2. 「データ」タブの「データの取得と変換」のグループにある「テキストまたはCSVから」を選びます。
  3. CSV ファイルを選んで「インポート」を押します。
  4. プレビュー画面の「ファイルの配信元」(文字コードの選択欄)で、ファイルに合った文字コードを選びます。UTF-8 のファイルなら UTF-8 を、Shift-JIS のファイルなら日本語(Shift-JIS)を選びます。
  5. プレビューの日本語が正しく読めることを確かめて、「読み込み」を押します。

どちらのファイルか分からないときは、片方を選んでプレビューを見て、化けていたらもう片方を試してください。区切り記号や、列のデータ型の検出も同じ画面で選べます。数字が日付に変わるなどの問題は、こちらの解説をご覧ください。

Excel から CSV を保存するとき

  1. 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選びます。
  2. ファイルの種類で「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」を選んで、「保存」を押します。

古いバージョンの Excel には、この項目がないことがあります。また、保存した CSV を Excel で開き直して上書き保存すると、形式が変わってしまうことがあるため、渡すファイルは開き直さないのが安全です。

相手に渡すときの選び方

渡す相手選ぶ文字コード
Excel で開く人BOM 付きの UTF-8
古い業務ソフト・会計ソフトソフトの取り込み仕様に合わせる(Shift-JIS 指定のものがあります)
システムやプログラムUTF-8。BOM の有無は仕様を確認

迷ったら、相手に「どの文字コードなら開けますか」と聞くのが確実です。なお、Shift-JIS では表せない文字(絵文字など)があるため、Shift-JIS で保存すると、その文字が別の文字に置き換わることがあります。

表ぬきについて

表ぬきの CSV 書き出しは、無料版では BOM 付きの UTF-8 です。Excel の「テキストまたはCSVから」で UTF-8 として読まれやすい形にしています。Shift-JIS の CSV は有料版の機能で、Shift-JIS しか読めないソフトに渡すときに使います。

対応しているのは、ページに表(table)として書かれているものです。画像になっている表は取り出せません。ブラウザの設定画面やChromeウェブストアなど、拡張が動かないページもあります。取り出した内容の利用は、各サイトの利用規約と著作権の範囲で行ってください。

拡張は Chrome ウェブストアで公開中です(パソコンの Chrome 用)。基本機能は無料で、有料版(買い切り 1,480円・税込)では Shift-JIS の CSV などが使えるようになります。

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